History of
Nittoh

数々の出会い、技術への挑戦、そして確かな信頼への道のり。
真面目な姿勢を貫き、末永きお取引きを念頭にお客様の満足のために、
歩んでまいりました。そして創業から半世紀を経て、
さらに進化を目指し、創業の精神を継承しつつ、時代の変化に誠実に対応する私たちの挑戦は続きます。

創業期

Showa

木材に関する知見を生かし創業。
シロアリ防除事業が軌道にのり、専業化していく。

昭和48年4月、創業者 中野良治が、名古屋市昭和区にある自宅でサンインテリア株式会社を設立。林業・木材加工の専門家として合板会社の工場長などを務めた後、木材に関する技術、人脈を活かし、輸入木材を利用した家具やインテリア商品の製造販売を行うために独立。しかし、販売は思うように進みませんでした。そんな中、木材防腐の知識を生かし、新築住宅のシロアリ予防を開始。時代の後押しもあり、この事業が軌道に乗り出します。中部日東エース株式会社に商号変更し、本業がシロアリ防除業へと移行。さらに、農協からのシロアリ駆除事業が増加し、飛躍的に営業所を増やしていきます。

【昭和48年】
  • ・インテリア商品の製造販売を行うサンインテリア株式会社(資本金3,500千円)を名古屋市昭和区に設立。
  • ・本社事務所を名古屋市中村区に設置。
  • ・日東エース株式会社と木造新築住宅のシロアリ予防工事に関する業務提携を行う。
【昭和49年】
  • ・商号を中部日東エース株式会社に変更。
【昭和51年】
  • ・日本農薬株式会社のシロアリ用薬剤等中部地区取扱代理店 (同社における中部地区第1号店)として業務開始。
  • ・防除業届が農林大臣より認可。公共関連施設の害虫防除業の業者資格取得。
  • ・三井ホーム株式会社よりシロアリ予防工事を請け負う。
  • ・積水ハウス株式会社よりシロアリ予防工事を請け負う。
【昭和52年】
  • ・本社を名古屋市北区八竜町に移転。
  • ・ゴルフ場雑草防除とマツクイムシ等樹木害虫防除業務開始。
【昭和56年】
  • ・シロアリ駆除工事について愛知県経済農業協同組合連合会の指定業者となる。
  • ・岐阜連絡事務所を岐阜県岐阜市に設置。
【昭和57年】
  • ・住友林業株式会社よりシロアリ予防工事を請け負う。
  • ・シロアリ駆除工事について岐阜県経済農業協同組合連合会と基本契約を締結。
  • ・三河営業所を愛知県安城市に設置。
【昭和58年】
  • ・シロアリ駆除工事について愛知県経済農業協同組合連合会と基本契約を締結。
【昭和59年】
  • ・シロアリ駆除事業について奈良県経済農業協同組合連合会と基本契約を締結。
【昭和60年】
  • ・奈良営業所を奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺に設置。(現在は奈良県磯城郡三宅町)
【昭和61年】
  • ・中農営業所(現岐阜営業所)を岐阜県美濃加茂市加茂川町に設置し、 岐阜連絡事務所を統合。(現在は岐阜県各務原市)
【昭和48年】
  • ・日東エース株式会社と木造新築住宅のシロアリ予防工事に関する業務提携を行う。
【昭和62年】
  • ・シロアリ駆除事業について全国農業協同組合名古屋支所と基本契約を締結。
【昭和63年】
  • ・シロアリ駆除事業について静岡県経済農業協同組合連合会と基本契約を締結。
成長期

Heisei

シロアリ防除専業から、事業の多角化へ。
住宅関係の専門工事会社として成長。

シロアリ予防、駆除事業が順調に成長し、社員も増加していきましたが、この事業は季節変動が激しいため、社員数が増えるとともに閑散期の赤字も拡大していきます。業績を安定させるため、床暖房工事や防水工事など多角化に着手。シロアリ防除業専業のみならず、様々な専門工事を行うため、商号を株式会社NITTOHに変更。また、名古屋市北区に自社ビルとなる本社を建設しました。時代はバブル時代でしたが、本業以外のことには一切手をつけず事業に専心し、バブルの業績に与える影響は皆無でした。

【平成2年】
  • ・滋賀出張所(現京滋営業所)を滋賀県野洲郡に設置。(現在は滋賀県栗東市)
  • ・商号を株式会社NITTOH(登記上は株式会社ニットー)に変更。
  • ・大工工事業、電気工事業、管工事業の愛知県知事一般建設業許可取得。
【平成3年】
  • ・将来の需要拡大を予測し床暖房及び空調設備工事業に着手。
  • ・事業の安定と拡大のために防水事業に着手。
  • ・リフォーム工事について、愛知県経済農業協同組合連合会の指定業者となる。
【平成4年】
  • ・本社を名古屋市北区報徳町に移転。(現在は北区平安に地名変更)
  • ・東京営業所(現東京西営業所)を東京都日野市に設置。(現在は東京都町田市)
【平成5年】
  • ・愛知県に二級建築士事務所登録。
  • ・建築工事業、防水工事業の愛知県知事一般建設業許可取得。
【平成6年】
  • ・温水式床暖房について東邦瓦斯株式会社と基本契約を締結。
【平成9年】
  • ・ダウ・ケミカル日本株式会社とセントリコン*コロニーエリミネーションシステム認定オペレーター契約を締結。
  • ・温水式床暖房について東京瓦斯株式会社と基本契約を締結。
【平成10年】
  • ・建築工事業、防水工事業、大工工事業、電気工事業、管工事業の建設大臣一般建設業許可取得。
【平成11年】
  • ・大阪事業部を大阪市淀川区に設置。(現在は大阪府豊中市)
変革期

21st century

株式上場。しかし、今までの事業が曲り角となり、
苦難、変革の時代へ。専門工事業者からの脱皮に向けた格闘。

さらなる発展のため、株式上場し、社内規程の整備など内部体制を強化。上場以前からオープンな体質でしたが、さらにガラス張りの経営へと向かっていきました。その一方で、住宅着工件数が減少を始め、シロアリの発生も予防の進展とともに徐々に減少。ビジネスモデルの変更を迫られるようになり、M&Aを実施し、ビルメンテナンス業と新築住宅販売を開始。シロアリ発生の減少を補うために訪問販売を開始したものの利益が大幅に減少したため撤退。当社単体では4年連続で売上げが減少する苦難の時期を迎えました。その後、リフォームショップであるデアール店のオープンや不動産事業の着手など、専門工事業からの脱皮を推進。総合的かつ大型の工事が受注できるように事業の変革を行っていきました。

【平成12年】
  • ・名古屋証券取引所市場第2部に上場
  • ・甲信営業所を長野県松本市に設置。
  • ・北陸営業所を石川県金沢市に設置。
【平成13年】
  • ・阪神営業所を兵庫県宝塚市に設置。(現在は大阪府豊中市)
  • ・東京事業部を東京都千代田区に設置。(現在は東京都台東区)
【平成15年】
  • ・建築工事業の国土交通大臣特定建設業許可取得。
  • ・(株)ビルワークの株式取得。
【平成18年】
  • ・春日井事業所を愛知県春日井市に設置。
  • ・滋賀営業所を滋賀県栗東市に転居し、京滋営業所に変更。
【平成19年】
  • ・セブンハウス(株)の株式取得。
【平成20年】
  • ・岡崎営業所を愛知県岡崎市に設置。
  • ・デアール名古屋東店を愛知県尾張旭市に設置。
  • ・日本住宅耐震補強(株)を共同出資(出資比率55%)により設立。
【平成21年】
  • ・グループ会社(株)ビルワークがムサシ管財(株)の株式取得。
【平成22年】
  • ・三河営業所、豊橋営業所、岡崎営業所を統合し、愛知県岡崎市に三河営業所を設置。
【平成24年】
  • ・グループ会社(株)ビルワークがムサシ管財(株)を吸収合併。
【平成25年】
  • ・愛知県に宅地建物取引業登録。
【平成26年】
  • ・デアール瑞穂通店を名古屋市瑞穂区に設置。
  • ・静岡営業所を静岡市駿河区に設置。
  • ・グループ会社セブンハウス(株)を吸収合併。
【平成28年】
  • ・東京中央営業所を東京都台東区に設置。
【平成29年】
  • ・大阪事業所を大阪府豊中市に設置。
【平成31年】
  • ・本社を名古屋市中川区に移転。

これからも、NITTOHの挑戦は続きます。

これからも、私たちは次のステージに向けた変革を続けます。新築住宅の建設、土地やリノベーション済みの中古住宅の販売、日々のメンテナンスや補修工事、外壁診断からリニューアル再生工事、建物のエネルギー問題の改善など建物に関するお悩みや問題をワンストップで解決できる企業を目指して、研鑽してまいります。系列のない独立企業であるNITTOHは、世界中の誰とでも名刺交換ができ、どこからでも仕入れることができます。また、いくつかの専門工事分野やサービス業分野も併せもつ「ユニークな建設会社」であり、他にはないソリューションの提供ができる体制に磨きをかけていきます。創業50年、80年、100年と年輪のように着実な成長を継続し、皆様のお役にたてる企業でいられるよう挑戦を続けます。