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トップメッセージ

需要の旺盛な市場を的確にとらえて、
業績確保に向けた戦略的取り組みに注力

株主の皆様には、日頃より格別のご高配を賜り厚く御礼 申し上げます。

ここに第52期(2024年4月1日から2025年3月31日まで)の決算を終了いたしましたので、ご報告申し上げます。

当期の当社グループを取り巻く環境は、国内企業の収益改善に伴う雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の回復などから、国内景気は緩やかに回復へと向かいました。しかし、国内物価の上昇が続き、個人消費回復の動きが足踏み状態となるなど、消費者マインドに与える影響は大きく、不安定な状況で推移しました。海外においては、長期化している中東地域での紛争などの地政学的リスク、原材料価格やエネルギー資源価格の高止まり、中国経済の停滞、米国の今後の通商政策動向による影響、欧米での高い金利水準の継続による為替への影響など、さまざまな経済活動に影響を与える景気下振れリスクや金融市場の下振れリスクがあり、先行き不透明な状況で推移いたしました。

住宅建築業界では、少子化、住宅寿命の長期化、建設コストの上昇により新築着工件数は減少を続けています。一方で、製造業の国内回帰、インフラの老朽化等により、建設投資全体としては高い水準を維持しており、建設コストの上昇により、既存建築物のリフォーム、リニューアルはさらに増加 傾向が継続しています。また、ビルメンテナンス業界も大都市への人口流入は続いており、訪日外国人の増加、再開発の進展、建設物の大型化等により、堅調に推移しています。

業績確保に向けた戦略的取り組みに注力このような事業環境において、当社グループでは主に建設工事事業において、非戸建住宅の介護施設やホテル、商業店舗などのリニューアル工事、既存の戸建住宅に対する 中規模の補修・修繕工事が増加、また、太陽光発電システム・蓄電池設置工事が堅調に推移して、グループ売上高は、 過去最高を更新いたしました。昨年度に引き続き、予定していた設備投資も計画どおり実施いたしました。

今後も建設工事事業では、既存の戸建住宅に対する大型工事の受注を増加させることを目指し、提案力の向上や不 動産事業との連携を通じて受注の増加を図るとともに、非戸建住宅向けのリフォーム・リニューアルにも注力いたします。また、設備関連では、蓄電池や太陽光発電などの需要が旺盛ですので、業績確保に努めます。住宅等サービス事業では、シロアリ対策や土地の維持管理に注力し、害虫獣対策の需要増加にも対応します。ビルメンテナンス事業では、労務費の増加に対応し、受注単価のアップが不可欠です。人手不足対応として待遇改善や外国人研修生の採用を計画し、生産能力の向上を図ります。
今後も長期的視点に立ち、設備投資、人材採用、育成に取り組み、継続的成長に向けて、努めてまいります。

株主の皆様には、今後とも相変らぬご指導とお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

2025年6月21日

代表取締役社長 中野 英樹

経常指標

  • 売上実績(連結)

  • 経常利益(連結)

  • 当期純利益(連結)

  • 純資産・自己資本比率の推移(連結)